子育てと家族と自分と…

雑多記事ですが、読んで下さっている方にも、有益な情報であったら嬉しいです。

子どもの本当の主治医はお母さん

yumedokeiです。

しばらく続いた【視力回復】記事はお休みです。

 

突然ですが、最近、息子が「水疱瘡」に罹りました。

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 朝から少しグッタリとしていたので、熱を計ると38度ありました。その日は学校を休ませ、布団から起こさずそのまま寝かせていたのですが、顔を見ると発疹のようなものがポツリポツリ。お姉ちゃんの時と同じようなパターンだったので、すぐさま「水疱瘡」を疑いました。その日に病院へ連れて行くと、案の定「水疱瘡」と診断されました。しかし、これが「水疱瘡」でなかったらどうしようという不安も少しありましたので、病因がわかったので、一安心しました。

 

息子の学校では1ヶ月前から「水疱瘡」が大流行。どうせかかるなら小さなうちにとずっと思っていたのですが、幼稚園時代に流行した時にはうつらなかったので、今回も無理そうかなと思っていたら、まさかの大ヒット。

 

みるみるうちに発疹が広がり熱も上がってきたので、見ているこちらとしても辛かったのですが、大きくなってからの「水疱瘡」は重症化することもあると聞いていたので、今のうちに罹って良かったんだよと、小1の息子にどこまで伝わったかはわかりませんが、痒がっている小さな背中を擦りながら私なりの拙い言葉で励まし続けました。

 

2~3日経つと熱も下がり、だいたいの患部がかさぶたになってきたので、次は掻き毟って跡が残らないように大きい患部は薬、それほど酷くない患部には、我が家の万能クリームとして常備しているバッチフラワーのレスキュークリームと使い分けてつけていました。私は薬を真っ向から否定しているわけではありませんが、妄信もしていません。本音を言うなら、なるべく薬に頼らず、人間の本来持つ「自然治癒力」を活かして元に戻って欲しいと思っています。なので時と場合によって使い分けることにしています。薬の役割は「治す」というよりも「戻す」お手伝いとして考えています。


【バッチフラワーレメディ】レスキュークリーム 30g

 

 

 普段、お世話になっている小児科の先生がいます。そこの病院では極力、薬を処方しない考えを持たれています。やはり、子どもの免疫力の強さを信じてのことだと思います。単なる咳や鼻水だけの症状の風邪なら、まず薬は処方してもらえません。しかし、親御さんの方から「薬をください」と言ってくることが多いそうです。ですので、薬が大好きな親御さんからはもちろんあまり評判がよくありません。しかし、最近ではお母さん達の意識も変わってきていて、病院の在り方や薬の必要性などを一つ一つ確認しながら、病気と向き合っている人も増えています。そこの小児科の先生はいつも言っています「子どもの本当の主治医はお母さん自身」だと。なので、自覚のあるお母さん達からは絶大なる信頼を集めています。看護師さんたちも現役のお母さんが多いので、先生が忙しい時は看護師さんに相談されている人もいます。

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 しかし中には、子どもの様子を見てくれるというよりも、ただ症状だけ見て薬を処方してくれるお医者さんもいます。子どもがそうなったのはお母さんの子育てに問題があるのではとでも言いたげなお医者さんもいました。実際、私が経験しました。そのたびにとても悲しい気持ちになりました。もちろんそのようなお医者さんばかりではありません。今の小児科の先生は「お母さん、大変だったね。ぼく、もう大丈夫だからね」と私に対しても子どもに対しても同じような対応で、まずは心を汲んでくれ、対処はその後でという考え方です。そのようなお医者さんたちがいるお蔭で今でも私は病院へ行くことができてます。

 

私は医者ではないので、病気やケガを見てくれるお医者さんという存在は、本当にありがたいです。しかし、先生は先生以前に人間です。同じ人間同士なので相性というものがあるのも事実です。ですので、お母さん自身の心に蓋をしてまで、合わない病院と付き合わなくてもいいと思います。ジプシーしてもいいと思うのです。そうしているうちにいつか自分自身をわかってくれる医者さんに出会うことができると私は信じています。

 

しかしその前に、お子さんに必要なお医者さんは、まずはお母さん自身だということをもっと知ってもらえたらいいなと思います。そして病院に丸投けするのではなく、不安に思うこと、疑問に思ったことなどについても遠慮せずに聞きいた方が良いと思います。きちんとわかりやすく説明してくれるのがお医者さんの役目でもあると思いますし、そして一緒に頑張ってくれるのもお医者さんの役目ではないかと思っています。ただ、患者側も情報が豊富なあまり、一方的に「ネット(本)にはこう書いてあるんですが…」とお医者さんの考えを否定するような言い方をすると、お医者さん自身も歩みづらくなると思いますので、そこはあくまでも患者という立場もわきまえながら、お互いが最善な対処は何かを改めて模索することが必要な時代になってきたような気がします。