眼鏡・コンタクトレンズを使用している人が増えている理由
yumedokeiです。
私が小学生の頃、コンタクトレンズは皆無、まして、眼鏡すらしている子こどもは周りにはほとんどいませんでした。しかし現在は大人はもちろん、子どもでも眼鏡をかけている人をよく見かけます。そして、意外なことに30~40代の白内障や緑内障も増えているそうです。白内障は60台の年配の方がなるものだと思っていたので、まだ無縁だとどこか他人事のように思っていましたが、実は対象内だったのですね。10代にもいると聞くと実に暗い気持ちになります。
日本では、視力が「0.1」以下の強度の近視が勢いよく増え続けてるそうです。そして、ドライアイや飛蚊症などの目のトラブルを抱えている人を含めると、ほとんどの人が目に関して何らかの悩みを持っているのではないでしょうか。
近年、目に関するトラブルが増え続けているということは、その時代の背景を知らずして語ることはできません。まずは、パソコンや携帯電話やテレビ&ポータブルゲーム機そしてスマートフォンなどの普及率の高さ、いわゆる長時間に渡る電子機器の使用があります。特にディスプレイ画面に使われている光はLEDのバックライトが使われていて、そこから発せられる『ブルーライト』と呼ばれる光が目に強烈な負担をかけているのです。『ブルーライト』の光はとても刺激が強いため、目の奥の網膜まで光が届き、大きな負担をかけているそうです。脳にもかなりのダメージがあるそうです。子どもがスマートフォンを見た後「興奮してなかなか眠りにつかなかった」と言われている話は実は内容ではなく『ブルーライト』の刺激からきているのかもしれません。目と光の関係はとても奥深いので、知っておいて損はないと思います。
まずはトラブルの原因を知り、そして出来る範囲で解消していく他なさそうです。「眼鏡やコンタクトレンズがあれば見えるから大丈夫」とそのことに甘んじて習慣を変えずそのままにしておくと、いつか視力以外の恐ろしい病気が併発することだってありえます。中でもドライアイは現代病と言われています。病名ではそれほど恐ろしさを感じませんが、命に関わることもあるそうです。ドライアイについてはまたの機会に記したいと思います。