子育てと家族と自分と…

雑多記事ですが、読んで下さっている方にも、有益な情報であったら嬉しいです。

我が家のアトピーケア製品で外せないポイント

自己紹介でも書きましたが、我が子は二人ともアレルギー持ち。

アレルギーと言ってもいろいろありますが、我が子の場合は、

  1. 気管支喘息
  2. 食物アレルギー
  3. アトピー性皮膚炎

と、3つのアレルギーを持っています。

アレルギーをお持ちの方はよくご存じだと思いますが、季節の変わり目は特につらいです。

 

我が子も例外ではなく、寒暖差の激しい今の時期は、風邪をひくと咳がそのまま喘息へと併発し、夜は自分の咳で起きてしまい、寝不足にもなるので、本当に可哀想だなと思ってしまいます。おまけに肌は、冬は乾燥夏はジメジメで、今はジメジメしたところが痒くなるらしく、掻き毟るとさらに傷が広がり、そこがまた痒くなるという悪循環。

 

病院の薬と上手くお付き合いが出来ている時もあるのですが、やはり100%とはいかず、薬を使わないとすぐにまた元に戻ってしまうので、この時期が近づいてくると、子どもたちも少し怯えるようになりました。これこそ肌で感じているとでも言いましょうか…。ですので、スキンケアには結構敏感かもしれません。

 

アトピー対策やスキンケア対策に関しては、上の子が生まれてからですので、10数年費やしています。皮膚科もいろいろ巡りました。納得の行かなかった病院もありましたが、良い先生にも出会えました。そこで、気がついたのは、患部を治すことも大事だけれど、子どもと親の心に寄り添って話を聞いてくれたことがどれだけ心が救われたかということでした。

 

 

子どもが小さかった頃は、痒みや不愉快さで何度も夜泣きがあり、私自身も寝不足になり心身ともに疲れ切っていました。もしかすると、子ども以上に病んでいたかもしれません。外に出るのも億劫でほぼ引きこもり状態でした。自分自身の何がいけなかったのか自責の念に駆られることもしばしば。しかしそこをお医者さんに気持ちを汲んでもらった時、まずは親が健康でなくてはいけないと気づかされました。そして、私って頑張っていたのだと初めて自分自身を受容しながら俯瞰してみることができました。

 

「大変でしたね。よく頑張っていますよ、お母さん。子どもは大きくなれば、少しずつ免疫力もついて絶対に良くなってくるから、それまでは根気よく頑張りましょうね」と、そんな感じで言ってもらったと思います。

 

それまでは、お医者さんって「はい、お薬出しておきますね。終わり。」というのが当たり前だと思っていましたでしたので(実は私自身、病院が好きではなくあまり行っていません)まさか心のケアまでしてくれるとは夢にも思わなかったので、その時は、場所も脇まえず、号泣してしまった記憶があります。今までは「治すためなら何でもやる!」と躍起になっていた自分に対し「そんなに頑張らないでも大丈夫だよ」と、今度はもう一人の自分が両手で自分自身を抱きしめているイメージが脳裏に浮かび、そこからは完全に力が抜けて、以前はアトピーに対して敵対心を持っていた私ですが「長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願いしますね」とようやく受け入れることができました。

 

私自身が受け入れられたのは良いのですが、実際に大変なのは、もちろん私よりも当の子どもたち。それからも痒みとの葛藤は続きます。

 

ですので、良いと思うものはいろいろ試しました。使用して最初は調子が良かったのに、しばらくするとすぐにまた戻ってしまうこともありました。原因はわかりません。それに、劇的にこれで改善したというものには正直出会っていません。

 

しかし、何でもかんでも試すというわけではありません。やはり、10数年いろいろ試していると、子どもたちに合うもの、合わないものの統計がはっきり表れるようになりました。それらを参考にすると外してはいけないポイントというものもわかってきました。

 

1.添加物が入っていない

化学物質や合成界面活性剤などの添加物は肌に負担が大きいです。肌は皮脂と汗腺から出る水分で守られていますが、それらは皮脂を無理矢理はがし、皮膚の表面を人工の膜で覆ってしまいます。そして本来の必要な皮脂まで奪ってしまいます。特に小さなお子さんはまだ体作りの真っ最中なので、皮膚の組織を根本的に痛めてしまう要因にもなりますので、添加物は避けた方がいいと思います。これらを知っているか知らないかでは大きな違いが出てきます。

 

 

2.製造場所が明確

よく野菜では「顔が見える生産者」が当たり前になってきましたが、スキンケア製品も直接肌に付けるものなので、製造場所が明確でないと私は安心して購入することが出来ません。顔が見えると「ごまかせない」ということもありますが、こだわりや思いを知ることもできます。たくさんの方の努力や経験があって、体に良いものが手に入るということを消費者は忘れてはいけないような気がします。また、製品が出来るまでの工程を知ると意外にも製造者も消費者も最初の思いが一緒だったりします。

 

 

3.価格に見合った製品を選ぶ

スキンケアは、永続的です。なのでランニングコストにそんなにお金がかかってしまたら持続も何もありません。無添加でもよい製品は探せばたくさんあります。ただ、安いから良いとか、高ければ良いとかではなくいろいろ調べたり、サンプルをもらったりしながら、付き合っていけそうな製品を探すのが必至です。我が家はお財布に優しく肌にも優しい製品を探しています。

 

 

4.直感で合いそうなものを選ぶ

まずは試してみないとわからないことが多いと思いますが、「これ好きかも」とか「癒される」とか「気持ちいい~」とか、理屈ではない直感で良し悪しを決めてしまうことって人間にもあると思うのです。ですので、結局は自分が気に入ったものを選ぶことがその人に一番合うと思いますので、合うものも人それぞれです。直感を大事にしてほしいです。

 

  

と、大きく分けて4つ挙げて見ました。

 

そこさえこだわっておけば、選ぶのもさほど苦労しません。

いろいろ使っていると、

「あれ?前よりキレイになっている?」

「ちょっと、痒みが治まっている?」

「今日は、肌の調子がいいみたい」

ということは、ちょくちょくあります。

 

全体の免疫力が落ちていたり、精神的に疲れていたりする時と比例して肌の調子もよくなかったりするので、スキンケアだけではなく、心と体のトータルなバランスも必要なので、食事面や家での生活面でも、なるべく負担のかからないようやって行きたいと思っています。子どもたちの免疫力を信じながら…。

 

スキンケアは、心と体のお手入れだと私は思っています。

 

次回は、我が家に合うスキンケア製品について書きたいと思います。